タイトル:アウトプット大全
著者:樺沢紫苑
出版社:サンクチュアリ出版
発売日:2018/8/3
単行本:270ページ
Bitly
購入理由はベストセラーだったから。
アウトプットの全てが載っているかのような本のタイトルだったので、全く中を見ずに購入。
- どうやったら自己成長できるか
- どうやったら自己成長速度を早めることができるか
という問いに対して「インプットよりアウトプットを重視すること」と説明している。
アウトプットとは何かというと、「話す」「書く」「行動する」の3つ。
アウトプットをインプットの2倍(アウトプットとインプットの割合は7:3を目安)とし、アウトプットするのを「2週間に3回」程度やれば良い。
しかし、2週間に3回というのはかなりハードルが高いのではないかと思う。
そこで本書では「話す」「書く」「行動する」の具体的方法やその理由が各章で説明されている。
また、アウトプットする能力を高めるためのトレーニングについても説明されている。
本書を読む前は、読書をしても身についた感覚がなかったり、本棚にある1年以上前に購入した本を見ても、「この本ってどんな内容が書かれていたっけ」と内容を思い出せなかった。
確かに、読んだ本について誰かと話すこと、ましてや議論したことなどなく、また読んだ本について自分なりにまとめたこともなかった。
アウトプットすることで記憶が定着しやすくなるとのことなので、紹介されている手法の中で、下記の手法を実行していきたい。
- 読んだ本を要約し、読書感想を(制限時間をつけて)書く
- 読んだ本から「気づき」「ToDo」をそれぞれ3つ以上書き出し実行する
- 不十分で良いので完成させ、フィードバックを早くし、修正して磨き上げる
- ノートに読書メモをとり、メモを開くたびに前回までの内容を見返す
- 情報だけではなく感情もアウトプットする(特に、笑顔を作る)
本書を読んで、「文章を書くこと」についてもっと学びたくなったので文章術の本を読んでみたい。
読んだ本の要約の方法だったり読書感想の書き方については、投資としての読書も参考になる。
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