やりたいこと:HomebrewでGitのバージョン管理
HomebrewでGitのバージョン管理したいと思います。
Macには標準でGitがインストールされていますが、どうせならパッケージマネージャーであるHomebrewで他のアプリケーションと一緒にバージョン管理したいと思います。
動作環境:macOS Big Sur 11.6
macOS Big Sur 11.6で動作確認をしています。
前提条件
Homebrewがインストールされていること
現在インストールしてあるGitのバージョン(Apple Git-130)を確認する
% git --version
git version 2.30.1 (Apple Git-130)
Macに標準インストールされているGitは、(Apple Git-130)と表示されるようです。
次にHomebrewでGitがインストールされていないことを確認します。
% brew list
gitが表示されなければ、Homebrewでインストールされていません。
HomebrewでGitをインストールする
brew install
コマンドでGitをインストールします。
% brew install git
(省略)
==> Summary
🍺 /usr/local/Cellar/git/2.33.1: 1,513 files, 42.1MB
==> git
The Tcl/Tk GUIs (e.g. gitk, git-gui) are now in the `git-gui` formula.
zsh completions and functions have been installed to:
/usr/local/share/zsh/site-functions
Emacs Lisp files have been installed to:
/usr/local/share/emacs/site-lisp/git
brew list
コマンドでGitがインストールされたことを確認します。
% brew list
==> Formulae
git
しかし、この時点ではHomebrewでインストールしたGitが有効になっていません。
HomebrewでインストールしたGitにパスを通し有効にする
Homebrewでインストールした後でも、コンソールでgit --version
を実行すると、古いGitを参照するようになっているので、新しいGitを利用するようにPATHを設定します。
~/.bash_profileに以下の1文を追記します。
% export PATH="/usr/local/Cellar/git/2.33.1/bin:$PATH"
追記するPATHはGitをインストールしたときのPATHを記述します。
ターミナルを再起動して、バージョンを確認します。
% git --version
git version 2.33.1
バージョンが新しくなっていることを確認できました。
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