iPhoneまたはAndroidでアプリをリリースするときに、初期リリースに実装しておいた方が良いなと思った機能をメモ。Flutterで実装しようとした時に使用したライブラリもメモしておく。
強制バージョンアップ
新しいバージョンをリリースしたときに、できるだけ最新のバージョンを使ってもらうように強制することで、複数バージョンのテストなどの保守時間を少なくすることができる。
実現方法1(Firebase – Firestoreを使用する)
- Firestoreで最新バージョンを管理する。
- 使用アプリのバージョンと比較する。
- 使用アプリより新しいバージョンがリリースされていたらアプリストアへ遷移する。
- package_info_plus:使用中のアプリのバージョンを取得するためのライブラリ
- version:バージョン番号の比較を行うライブラリ
- url_launcher:アプリストアを開くために使用するライブラリ
プッシュ通知
プッシュ通知するためにデバイスIDを取得する必要がある。
2回目以降アプリを起動しなくなったとしても、1回目でデバイスIDを取得することで、再度起動するように促すことができる。
ただし、過度な通知は逆効果になる可能性もある。
実現方法1(Firebase – Firebase Cloud Messagingを使用する)
問い合わせメール
利用者からの質問、要望、不具合を受け取るためのメール送信機能。
メールの内容に「端末情報」「バージョン」を含めて送信できるようにすると良い。
実現方法1
- package_info_plus:使用中のアプリのバージョンを取得するためのライブラリ
- flutter_email_sender:アプリ内でメーラーを起動するためのライブラリ
- device_info_plus:デバイスの情報を取得するためのライブラリ
アプリの評価のリクエスト
利用者は自らアプリストア(Apple StoreやGoogle Play)でアプリの評価をしない可能性が高い。
アプリ内で評価してもらうように促すために必要。
- in_app_review:アプリ内でアプリのレビューを行えるようにするためのライブラリ
アプリのシェア
利用者が他の利用者へお薦めするときに、アプリストアから検索させるより、アプリのダウンロードURLをシェアできるようにした方が、お薦めしやすい。
- share_plus:アプリのURLやテキストなどをシェアするためのライブラリ(OS標準機能を起動する)
認証
アプリの種類によるが、以下のようなアプリは必要。
- 複数のデバイスから使用できるもの
- 複数ユーザーで使用するもの
- データを引き継ぎさせたいもの
認証の種類としてAppleとGoogleは必須。
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